真理は踊る
懐かしい学生時代のノートを見ていると、真理について次のように書いてありました。
「われわれは次の質問を自分自身に問うてもよいであろう。真実だとその時代の者が思ったものも、100年後には不完全であることがよくわかるように、われわれののものもまた100年後にはもたもたと歩き道を間違えているのではないだろうか。」
・・・これは現在真理と考えているものも常に疑いをもって反省しなければならないことを銘記すべきであるというのであろう。
※「生理学の黎明」 監訳者の序 より
真理って大変なんですね。「遂には奔流に頭をもたげ、勝ち誇り泳ぎ行く」ことができても、今度は、100年先を見据えて、疑い、反省を重ねてゆかなければならないとは・・・。