スタイル
夏草やつわものどもが夢のあと
芭蕉の有名な俳句。
「夏草」について、「夏草」そのものが枯草に通じて、「夢のあと」の無常を表わしているという「人」目線の解釈が一般的なようです。
でも、「夢のあと」になっても生き続ける自然の力、夏草はすごいな、そこからたくさん学ぶことがあるなと、「夏草」中心でもいいはず。
広島弁で言うと、「どうやったら(どうしたら)、そうように(または、そんとに)(そんなに)、生き延びられるんね(生き延びることができるの)?教えてえや(どうぞ教えてよ)。」
今、日本を除く世界でよく見られている韓国の動画から、「~スタイル」という言い方が流行っているようです。
「アメリカ航空宇宙局」は“NASA Johnson Style ”
それに対して、8月6日を経験し、最近では「おしい!」看板を揚げている広島流では、廃墟に残る夏草に問いかける「夏草スタイル」になるかもしれないです。
The summer grass
It is all that's left of ancient warriors dreams
と新渡戸稲造さんは英訳しているそうですので、“summer grass style”です。
芭蕉の歌は中国の杜甫の詩「春望」の共感から生まれたものです。
国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥心驚
烽火連三月 家書抵萬金 白頭掻更短 渾欲不勝簪