1958年
フランス映画「二十四時間の情事」(アラン・レネ/Alain Resnais 監督)の原題は「Hiroshima mon amour」(ヒロシマ・モナムール)。
1945年8月に原爆投下。その後10年ほどは「空白の10年」と言われ、広島は封印されるかのように、日本政府からの援助もなかった。その後の1958年に、広島市でロケを行い、市民も参加した映画。
映画の邦題は当初、「ヒロシマ、わが愛」であったが、公開時に変更となり、題名から「ヒロシマ」は消えた。
参考書は
「ヒロシマ・モナムール」(マルグリット・デュラス、工藤庸子訳)
「HIROSHIMA 1958」エマニュエル・リヴァ写真集
(主演女優エマニュエル・リヴァがロケ中に撮影した写真集
港千尋、マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル 編 関口涼子 翻訳)