禎子さんの折った折鶴は、それは、だんだん小さくなってゆき、針で折ったものもありました。 そして、「原爆の子の像」は頭上に、空に向って、力強く大地を踏んで、大きな折鶴を掲げています。 「原爆の子の像」は「命の形」だとわかりました。

「原爆の子の像」には国内外から折鶴が寄せられるようですが、広島に住んでいると、それは日常の風景の一コマになっており、特に感慨を抱くこともありませんでした。 しかし、あらためて禎子さんの折った鶴を見ると、鶴をを折る子供たちの姿が目に浮かんでき…

平和記念資料館で、今回特に印象に残ったのは、佐々木禎子さんの折った小さな折鶴です。佐々木さんは「原爆の子の像」のモデルでもあり、病床で回復を祈りながら、鶴を折り続けた話は、よく知られています。 その折鶴がこんなに小さいものであったかと、始め…

友人を案内して、久し振りに平和記念資料館に行きました。そこで伝わってきたことは、「沈黙」と、「消え入るように小さな声」でした。広島といえば、「原爆」。派手な平和運動の旗を振っているように思われがちですが、本当の姿は「ただ黙っている。」 資料…

一、運もツキ 一、不運もツキ 一、負けても立ち直るツキがある

雲といえば、カープとご縁のある、安佐動物公園のツキノワグマ「クラウド」の名前は「雲」の意味だとか。 捕獲地が広島県北部。島根県と広島県の県境にある「雲月山」からつけられた名前だそうです。県北の地で、こぐまのクラウドは、母熊に寄り添い、彼方に…