2006-01-01から1年間の記事一覧

極楽列車とは、命いっぱいに生きる生命を例えました。いったいどのような線路を走るのかな、と考えていると画集で見た(実際には見たことがない)一枚の絵が思い浮かびました。 東山魁夷さんの「道」です。 著書「風景との対話」(新潮選書)の中で、「これ…

暦の不思議

戌が重なることが一本筋が通っていることであるか、また、果たして極楽と結びつくかはよく考えると、どうなのでしょう?「エイ!ヤー!」と強引に極楽と結び付けたような気がしないこともありませんが、とにかく納得させられてしまいました。 しかし、暦の不…

極楽列車

はなが死んだのは平成18年4月27日でした。 その日は、以前から参加を決め会費まで支払っていた所へ会社帰りに出かけるつもりでしたので、帰宅は22時を過ぎてしまうはずでした。どちらかというと、付き合いが悪いタイプの私・・誘いは少ないはず。しか…

巻きの尾

花は安芸花号。平成元年8月生まれ。性別は雌、毛色は赤、尾型は巻の柴犬です。 今まで雑種しか飼ったことがなく、犬の種類にこだわりのある家ではありませんでしたが、家族の知人からたまたまの紹介で分けていただき、はじめて血統書付の犬がやってきました…

余香

お菓子の栞には、小さな草餅の由来が書いてありました。若い頃は毛虫の悪太郎と皆から嫌われていた善太郎さんは、仏教にご縁をいただいて人生が一変し、「日々の生活の中にうるわしい行実をのこされ、尊い信仰の人」となったのだそうです。 その善太郎さんが…

蓬のご縁

高級和菓子の包装は丁寧なものが多いのかもしれませんが、五百円玉くらいの小さな蓬餅は、それとは違って気取らないお土産ものではあるけれど、心が籠って丁寧であるように感じました。 草餅が入っている箱の蓋は、和紙風の蓬の草色で、色の濃淡で描かれた菱…

ピンクの太陽

“イン ラブ アゲイン フルール デ ラ パッション オーデトワレ”の正方形のリーフレットの写真がすてきで、去年デパートを歩いていて、いただいて帰りました。(イヴ・サンローラン自身はもう引退しているそうで、本人の手によるものかどうかはわからないけれ…

みかんの采配

タフミルかタミフルかわからないけれど、それが新しいインフルエンザに有効と強調されすぎるニュースをみて、ちょっと異常な感じを受けました。独占状態なの?と思って、検索してみるといろいろな記事が出てきました。しかし、生命力に沿わない不自然はいつ…