季節と日々

綿の花

こんな暑いときに座布団に・・所謂・・はまってしまいました。そんな夏でした。2回も買いにいって、お店の人に抑えきれない気持ちを吐露したら、「どうぞ、はまってください。」といわれたり・・ きっかけは、夏向けに敷いたベトナムのイグサのマット。ひん…

ガラスのサロン

「物には、人の気持ちが通じるから、大切に扱えば応えてくれるのよ。」明るく優しい声が心に沁みて、顔を挙げました。、ひな祭りを前にお雛様が転んでいたり、最近、好き嫌いが激しくなって、どこか冷たくなっていた私。 以前よく立ち寄っていた古本屋さんも…

面影

三つの古書店から3冊本が届きました。一番ドキドキしたのは、やはり、幻の第3巻でした。私が既に所有している「5刷」のものよりさらに8年古い発行で、全巻数も違っている中の第3巻でしたが、収録されている作品も装丁も同じだったので、やっと、ほっと…

古書店店主

古書や古本で、検索するといろんな古書販売ネットワークが出てきました。 目的はその本ではなかったけれど、長年探していて、地元の古本屋さんにも頼んでいても、どうせ出てこないと、忘れていた本のことを思い出しました。ある全集の第3巻だけが抜けていて…

前夜祭

3月3日、職場で、小さい数字とヒステリックに格闘している姿が、相当なりふり構わなかったのか…気分転換ということか、背後から「お雛様、年がら年中飾ってるんじゃないのー?!」という声がかかって、不意をつかれた。 「えっ?」 はずれてはいない。指先…

お日さまの法則

例えば、 小雨があがって、雲間から日が差す。 淡いスポットライトの明かりのように。 そのとき現れたお日さまの光に、 自分の地位と権力と名誉の真中の座を、 どうぞと、 譲れる人がどれだけいるのだろう。 どんな力でも変えることができない 日の出・日の…